室町時代から千葉城や隈本城があった茶臼山一帯に、加藤清正よって新たな城が造られ、1607年に完成しました。城主が加藤家から細川家へ移ってからも城域の拡張が行われ、日本屈指の大城郭へと発展してゆきました。1877年、西南戦争前の火災により、大天守・小天守など主要な建築物のほとんどが焼失。現在の大天守・小天守は1960年に鉄筋コンクリート造で復元されたものです。また2016年4月の熊本地震によって、城域全体に渡って甚大な被害を受けましたが、現在着々と復旧に向かっています。
熊本県熊本市本丸1―1
時間|9:00~17:00(入園は16:00まで、天守入場は16:30まで)
休日|12月29日~12月31日