細川家初代藩主・細川忠利が御茶屋を作事したのが始まりで、三代・綱利の大規模作庭によって完成した大名庭園です。阿蘇の清らかな伏流水を利用した池泉を中心とする回遊式庭園で、面積は7.3ヘクタールにもなります。「古今伝授の間」という茅葺屋根の風情のある建物がありますが、元々は京都御所内にあったもの。明治時代に桂宮家から細川家に下賜され、大正元年に現在地に移築されました。ちなみに庭園全体が出水神社の社地ということになっています。この神社は明治時代に創建され、細川家の歴代藩主を祀っています。
時間|8:30~17:00(入園は16:30まで)
年中無休
直線距離|熊本城天守から水前寺成諏園受付まで約3キロメートル