一向一揆平定の恩賞として柴田勝家が織田信長から越前国を与えられると、彼の甥・柴田勝豊は1576年に北ノ庄城の支城となる丸岡城を築きました。天守は古式の望楼型で、現存天守では唯一石瓦が使われています。明治時代に天守以外の建造物はすべて解体されました。天守は太平洋戦争の被害を受けなかったものの、1948年の福井地震によって倒壊してしまいます。それでも1950年に国重要文化財に指定され、1955年に倒壊前の建材をできる限り利用して修復再建されました。
福井県坂井市丸岡町霞1-59
時間|8:30~17:00(入城は16:30まで)
年中無休