天皇を立てて外国を排除しようという尊王攘夷思想は、明治維新の原動力となりました。江戸幕府が倒れて王政復古が実現したことで尊王は成就しましたが、新政府が開国西洋化を進めたことで攘夷の方は破棄されました。それに反発したかつての武士達が各地で反乱を起こします。熊本で起こったのが神風連の乱(1876年)で、約170名の志士が政府軍の鎮台・熊本城に襲い掛かりました。しかし彼らは刀・槍・薙刀といったアナクロ武器しか持っておらず、それで堅牢な熊本城が落ちるわけもなく、一日かからずに駆逐されてしまいました。