おおず

いろは丸悲話

時は幕末の１８６６年、大洲藩では新式銃器を購入しようと国島紹徳を長崎に派遣しますが、彼は銃器ではなく……

明石城

歌人の魂が宿る地

室町幕府六代将軍・足利義教を殺害して自領・播磨に戻った赤松満祐が、幕府討伐軍に討たれるまでの大騒乱・……

明石城

姫路から新たに立藩

江戸時代初期の明石は池田輝政を藩祖とする姫路藩の領内でした。１６１６年、輝政の孫・光政が三代藩主とな……

駿府城

築いて間もなく移封

徳川家康が駿府城を築き始めた１５８５年は、小牧・長久手の戦いの翌年で、豊臣秀吉とは依然として対立関係……

(び)まつやま

城の受け取りに意外な人物

江戸時代前期に備中松山城とその城下を整備してきた水谷氏でしたが、１６９３年に跡取り不在で改易となりま……

あいず

独眼竜、束の間の支配者

戦国時代、蘆名家が会津を支配していた頃の城は「黒川城」と呼ばれていました。蘆名家が弱体化すると、天下……

こうち

厄介な旧領主の家臣

土佐藩主・山内家にとって、旧領主・長宗我部氏の家臣や関係者は厄介な存在でした。藩祖・一豊の土佐入りの……

二条城

障壁画絵師もいろいろ

二の丸御殿の障壁画制作には多くの狩野派絵師が関わっています。当時の若き天才・探幽をはじめ、甚之丞、尚……

江戸城

吉宗の大奥大リストラ

やっぱり大奥ネタも欲しいので、ここでひとつ。倹約で有名な八代将軍吉宗ですが、大奥においても自慢の倹約……

二条城

公武融和と寛永行幸

二条城最大の栄光といえば、１６２６年の寛永行幸でしょう。徳川家康のおかげで即位できた後水尾天皇（１５……