二条城最大の栄光といえば、1626年の寛永行幸でしょう。徳川家康のおかげで即位できた後水尾天皇(1596-1680)ですが、当初は徳川家との関係は良くありませんでした。顔も知らない二代将軍秀忠の娘和子との結婚を強引に進められたり、女官との間に二人の子がいることがバレて秀忠を怒らせたり。しかし和子が入内するとまんざらでもなく、やがて二人の間に子が授かります。そんな融和ムードの中で二条城への行幸(天皇の外出)が実現。天皇は五日間に渡って秀忠・家光親子から手厚いもてなしを受けました。