大抵の城は明治時代になると価値がほぼゼロになり散々な扱いを受けるのですが、二条城だけは価値が下がらないどころか、むしろ上がりました。明治4年に京都府庁となり、明治17年からは宮内庁の管轄する「二条離宮」となりました。それからは二の丸御殿が改修されたり、桂宮家の御殿が本丸御殿として移築されたりと、ドンドン立派になりました。特に大正天皇との縁が深く、皇太子時代には本丸御殿に十度滞在していますし、天皇即位時には大饗宴の会場として使われました。