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和歌山城
10年間領国に帰れず

10年間領国に帰れず

小ネタ

徳川家綱が弱冠11歳で四代将軍になった時、紀州徳川家の祖・頼宣は50歳の男盛り。その威厳・風格は将軍以上でした。そんな頼宣を利用して幕府転覆を謀ったのが由比正雪なる人物。計画が事前に発覚して決起が叶わず、正雪は自死することになるのですが、彼の遺品から頼宣の印章のある書類が見つかり、頼宣に計画への加担が疑われます。頼宣自身の肝の据わった弁明と、書類が偽書だとわかったことで、疑いが晴れるのですが、幕府の警戒が解けたわけではなく、結局10年も江戸に留め置かれ、その間一度も和歌山に帰れませんでした。

※ 読み:頼宣⇒よりのぶ|由比正雪⇒ゆいしょうせつ

小ネタイメージ
夕暮れの城が遠い……。(raccoonyfox様撮影|写真AC)
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