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徳川家のぞんざいな扱い

徳川家のぞんざいな扱い

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大坂夏の陣の後、大坂は天領(幕府直轄地)となりました。大坂城の城主は当然ながら徳川家となり、1626年には新たな天守も建てられました。しかしそもそも徳川家が本拠にしているのは江戸城です。1634年に三代家光が滞在して以来、十四代家茂が訪れるまで、約230年もの間、徳川将軍の誰一人として来ないという、かなりぞんざいな扱いを受けます。その間、大坂城代という役職が、城主の代理を務めていました。明治維新までにその任に就いた者は70名と、結構コロコロと変わっています。

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