松江にゆかりのある人物といえば、やはり小泉八雲(1850-1904)ですよね。出生名はパトリック・ラフカディオ・ハーンで、ギリシャのレフカダ島生まれ。40歳で来日してからはずっと日本で暮らしました。妻・せつと出会った松江には一年ちょっとしかいませんでしたが、この地から受けた印象は深く、作品集『知られぬ日本の面影』の中の一章、『神々の国の首都』で瑞々しく描かれています。松江城天守についてもなかなかユニークな表現で記されています。またお城の人柱伝説についても短く触れられています。