神様やら妖怪やらが身近な土地柄もあり、松江城にはかつて祈祷のための櫓がありました。その櫓のまつわる伝説をひとつ。1638年、新たな松江城主として信州松本から松平直政がやってきた頃、天守最上階に女人の亡霊が現れるようになっていました。直政が遭遇した時に「何者だ?」と訊いてみると、亡霊は「この城(コノシロ)の主だ」と答えました。そこで直政は宍道湖で獲れたコノシロという名の魚を祈祷櫓に供えると、それ以来亡霊は現れなくなったそうな。……ってダジャレやないかい!