徳川吉宗が活躍する往年の時代劇『暴れん坊将軍』で、江戸城の代役をしていた姫路城。それも姫路城大天守の持つ華麗さ、壮大さ故ですので、むしろ名誉なことでしょう。徳川家の居城となってから、江戸城天守は何だかんだで三度築かれています。三代目(寛永度)天守の建物部の高さ(天守台を除く)は約45メートル。31.5メートルの姫路城大天守の何と約1.4倍! もっとも徳川吉宗が生まれる前に三代目天守は焼失しています。つまり立派な大天守を持つ城が、天守のない城の代役をしていたのです。