織田信長と壮絶な合戦を繰り広げた浄土真宗の拠点、石山本願寺の跡地に豊臣秀吉が大規模な城郭を築いたのがはじまりです。大坂夏の陣による落城の後、徳川秀忠の再築によって、豊臣色を一掃した幕府の城として新たに生まれ変わりました。現在の天守は、徳川期の天守の位置に、上層部を豊臣期、下層部を徳川期の天守を模して、1931年に完成した鉄筋コンクリート造りです。この天守はその後の天守復元・復興のモデルとして、日本各地の城郭のあり方に多大な影響を与えました。千貫櫓など13棟が国重要文化財に指定されています。
大阪府大阪市中央区大阪城1―1
時間(天守閣)|9:00~17:00(入閣は16:30まで)※ 2025年4月1日より9:00~18:00(入閣は17:00まで)に変更されます。
休日|12月28日~1月1日