明治以降、日本の首都はずっと東京なのだから、国会もずっと東京で開催されてきた、と思われがちですが、実は一度だけ広島で開催されています。1894年の第七回帝国議会です。この年の8月に日清戦争が始まると、広島城本丸にあった陸軍第5師団司令部が大本営(軍の最高統帥機関)となり、明治天皇が広島入りします。さらに城の南東端の外堀近くに臨時仮議事堂が建てられ、帝国議会議員も集結したわけです。仮議事堂があった場所には現在、小さな跡碑が立っています。