風情のある明石城を眺めていると、一句詠みたい気分になってきますよね。そんな明石城には、地元出身の俳人の句碑が2基あります。本丸内の人丸塚に程近い場所にあるのは、横山蜃楼(1885―1945)の句碑「鵙の声屈する処無かりけり」。本丸から東に進んだ場所にひっそりと佇んでいるのは、原田合甫(1895―1963)の句碑「落ち葉ふる昔より降る城の道」。句碑を探しながら、城内をゆっくり散策するのも、なかなかいいものですよ。
※ 読み:蜃楼⇒しんろう|鵙⇒もず