現存している三重櫓を複数有しているのは、弘前城(3棟)、明石城(2棟)、そして高松城(2棟)の3城だけです。特に高松城の2棟は、明確なデザインの違いが楽しめます。外壁の長押が個性的な月見櫓は、高松城の海の玄関口・水出御門のすぐ傍にあります。元々の表記は着見櫓で、舟の出入りを監視するための櫓でした。もう1棟は堂々とした佇まいの艮櫓ですが、お城の北東(艮)側ではなく南東側にあります。元々は現在の香川県県民ホール付近にあったのですが、1967年にかつて太鼓櫓があった現在地に移築されました。