藤堂高虎もしくは脇坂安治の治世に建造されたと思われる大洲城天守。下見板張りが美しい四層四階の層塔型天守でしたが、老朽化などを理由に1888年に解体されてしまいました。しかし幸運にも外観写真や天守雛形といった良好な資料が残っていたため、それらを基にして、解体前の天守をほぼ正確に復元することが可能でした。伝統工法を用いて木造再建された天守は2004年に見事完成、現在は宿泊できる天守としても有名です。値段はさすがに安くないですが、これ以上リアルな城主体験はありません。機会があれば是非!
※ 読み:大洲⇒おおず