犬山城天守には東南隅と西北隅に付櫓があります。付櫓が二基もある天守はたいへん珍しいのですが、両方共なくなっていた時期があります。1891年の濃尾地震で半壊した天守を修復する際、付櫓はなぜか取り除かれてしまいました。そしてそのまま時が経ちます。1959年の伊勢湾台風によって天守が再び甚大なダメージを受けますが、これを機に本格的な解体修復が行われることに。この際だから昔の姿に戻そう、ということで付櫓が復活したわけです。やっぱり、ないよりある方が様になりますよね。