皆さん、まんじゅう、食べてますか。饅頭といえば和菓子の代表格ですよね。小豆やいんげん豆などで拵えた餡を、小麦粉ベースの皮で包み込んだこのお菓子、私も結構大好きです。お城とはほとんど関係がないですが、私の趣味を兼ねておいしい饅頭をドドンと紹介したいと思います。
おいしいこと
これは当たり前です。まずい饅頭など誰も好んで紹介しません。
ネット通販で買えること
日本各地の美味しい饅頭を気軽に楽しもう、というのが当ページのコンセプトです。
単に美味しい饅頭を紹介して、食べたければ現地に赴いてください、というのでは不親切ですよね。
というわけで、当ページではヤフーショッピングと楽天市場を軸にして、気に入った饅頭があればすぐにECサイトに移れるようにリンクを貼っております。
添加物が最低限であること
当ページでは安心・安全の本物饅頭を追い求めています。
添加物の多い饅頭に関しては「味や見た目を小手先でごまかしている」と判断します。
膨張剤・トレハロース・グリシンなどは認めていますが、人工甘味料・着色料に関しては、たとえ全国的に名高い銘品であっても使用したものは紹介しません。
口の中で溶けてゆく! かみのやま温泉が誇る極上の温泉饅頭
おいしい温泉饅頭を食べるというのも、温泉旅行の楽しみのひとつですね。 山形の歴史ある温泉地・かみのやま温泉には「中條饅頭」という名高い温泉饅頭があり、おみやげとして店頭販売はもちろんのこと、温泉旅館のお茶請けとしても重宝されています。 製造元の中條屋は幕末の1862年に創業して以来、饅頭作りに拘り続けてきた老舗です。 山形に限らず、全国から厳選した材料を使い、気候や温度によって生地の水分量や練り時間を調整するなど、品質管理も徹底されています。
見た目はよるある温泉饅頭で、馴染みのある黒糖風味がグッドです。 しかしこれだけでは終りません。 この饅頭は噛めば噛むほど、他にはない凄みが滲み出てくるのです。 しっとりした上質な餡とふわふわな皮。この二つが合わさって、極上のやわらかさを醸成しているのです。 まるで口の中の熱で溶けていくようで、じんわりとおいしいが広がっていきます。 これはもう饅頭の姿をした生菓子ですね。 黒餡と白餡の二種類がありますが、両方の異なる味わいを体験するのがおすすめです。
原材料|砂糖、生餡(いんげん豆、小豆)、小麦粉、塩 / 膨張剤、グリシン(一部に小麦を含む)
製造元|中條屋(山形県上山市)
郡山宿に旅人が殺到! 一度食べたら止まらない魔性の茶饅頭
茶饅頭といえば日本各地の観光地で見かけるポピュラーなおみやげですよね。 コクのある黒糖の甘味、私も大好きです。その茶饅頭の頂点に立つと言われているのが柏屋薄皮饅頭。 製造元は福島・郡山の柏屋で、創業は1852年。初代善兵衛は「病に薬がいるように、健やかな者に心のなごみがいる」という信念の下、奥州街道郡山宿の茶屋で餡たっぷりの薄皮饅頭を旅人に振る舞いました。 そのあまりのおいしさから、わざわざ遠回りまでして饅頭を食べにくる旅人もいたほど。
その食感は他の茶饅頭とはやはり別格です。餡はしっかりとした甘さながらくどさがなく、小豆の風味と黒糖のコクのバランスが絶妙です。 そしてこの饅頭の最大のポイントである薄皮がまた不思議です。 本当に薄い皮なので、饅頭を食べた時にその存在をほとんど感じません。 それなら餡だけ食べても変わらないのでは、と思って実際にそうしてみると、皮があった時の方が明らかにおいしいのです。 気がつけば、何個も口に放り込んでいる、とにかく「うめぇ」饅頭です。
原材料|小豆、砂糖、小麦粉、食塩 / グリシン、膨張剤(一部に小麦を含む)
製造元|柏屋(福島県郡山市)
うまい、うますぎる! 埼玉行田が生んだ現代饅頭の完成形
「うまい、うますぎる」のCMでも有名な、埼玉県行田市が誇る銘菓です。 日本を代表する版画家・棟方志功との関係が深く、CMのフレーズも棟方さんの言葉が元になっていますし、パッケージのまんじゅう姫も棟方さんが描いたものです。 また行田市といえば「のぼうの城」こと忍城がありますね。 十万石まんじゅうの名前は、江戸時代の忍藩の石高に由来しています。 またまんじゅうが米の形をしているのは、忍藩がおいしい米の産地だったことに因んでいます。
皮に高級山芋のつくね芋を使った薯蕷饅頭の十万石まんじゅうですが、皮に小麦粉よりも上新粉の方がたくさん使われているのが特徴的です。 食べた時に口の中にほのかに広がる米の香りが印象的です。 もちろん小豆餡の風味もしっかりしていて、餡と皮のバランスが抜群です。高い品質を保ちながら、それでいて大衆的な親しみやすさも備えている。 十万石まんじゅうは日本を代表する現代饅頭の完成形と言えるでしょう。
原材料|砂糖、小豆、山芋(つくね芋)、上新粉、小麦粉 / 膨張剤、加工でん粉(一部に山芋、小麦を含む)
製造元|十万石ふくさや(埼玉県行田市)
ふっくらもちもち! 懐かしさが心に沁みるやさしい饅頭
かつてお釈迦様の左目が納められたと伝わる新潟屈指の古刹・乙宝寺。 時を遡って江戸時代、とある饅頭職人・萬屋重吉は「祐範様」と呼ばれる乙宝寺の住職を慕って、福島から遠路はるばるこの地にやってきました。 そんな重吉に祐範様は酒饅頭の製法を授けたとのこと。 1804年に重吉が乙宝寺の門前で創業したのが乙まんじゅうやで、現在も添加物を一切使わない昔ながらの手作り製法で、おいしい酒饅頭を作り続けています。
ネットで注文すると冷凍品が届き、電子レンジや蒸し器で解凍します。 饅頭といえば大抵は餡をメインにするものですが、乙まんじゅうのメインは間違いなく皮です。 糀の香りをほのかにまとう皮は、ふっくら感の中にあるもちもち感が絶妙で、独特の嚙み心地が楽しめます。 餡は素朴でやさしく、故郷の記憶が蘇ってくるような懐かしさが心に沁みます。 一般的な饅頭と比べて甘さは控えめ。代わりに皮にボリュームがあり食べ応えは抜群。 おやつとしてだけでなく軽食としてもアリです。
原材料|小麦粉、小豆、上白糖、粗糖、もち米、糀、食塩(一部に小麦を含む)
製造元|乙まんじゅうや(新潟県胎内市)
神饌を大胆アレンジ! 伝統と現代が交差する新感覚揚饅頭
ぶととは神社で神にお供えする飲食物(神饌)のこと。 奈良・春日大社では米粉でギョウザのような形を作って油で揚げたものがぶととして神事でお供えされます。 そんなぶとを大胆にアレンジ、餡を詰めて饅頭にしてしまいました。 製造元は江戸時代後期に創業した老舗・萬々堂通則。三代目の時に春日大社の許可を得て作り始めたとのことで、包装紙には春日大社の社紋である下り藤が描かれています。 伝統的ながらどこか現代風でもあり、なかなかユニークな饅頭です。
ギョウザのような見た目がかわいいですね。 皮はまさに揚げドーナツですが、本物のドーナツのような厚みがないので、もっさりとせず食べやすいです。 表面にまぶしているグラニュー糖が良いアクセントとなっており、軽快なサクサク感を演出しています。 そして後から追いかけてくる餡は、しっかりとした味わいながら過度に主張してきません。 皮、グラニュー糖、そして餡が絶妙なバランスで合わさっており、私の予想以上に洗練されていました。餡ドーナツ好きにはきっと刺さります。
原材料|砂糖、小豆、小麦粉、鶏卵、寒天、植物性油脂、白いんげん豆 / 膨張剤(一部に小麦、卵を含む)
製造元|萬々堂通則(奈良県奈良市)
紀州徳川家御用達! 知る人ぞ知る和歌山の名饅頭が遂に見参
始まりが室町時代中期とも言われ、江戸時代には紀州徳川家の御用菓子司を務めた和歌山の老舗・総本家駿河屋。 日本で初めて煉羊羹を作ったことでも有名です。 しかし駿河屋の看板商品は煉羊羹だけではありませんよ。 参勤交代の際の携行食として重宝された「本ノ字饅頭」を忘れてはなりません。 本の字の焼き印が目を引くこの饅頭は、長らく和歌山県内の店舗でしか売られていませんでしたが、今ではネット通販でも買えるようになりました。
せいろ蒸しの酒饅頭で、じっくりと手間をかけて作るため、仕上がるまでに4日を要するとのこと。 ネットで注文すると冷凍品が届き、電子レンジや蒸し器などで解凍します。口に入れると糀の香りが広がります。 中のこし餡は滑らかで雑味がまったくなく、その上品さはさすがです。また微かに感じる焼き印の香ばしさが良いアクセントとなって、味に深みを与えています。 さほど厚くない皮ですが確かな存在感があり、それが食べ応えにつながっています。小さいながら満足感のある一品です。
原材料|小豆こし餡(小豆、砂糖、水飴)、小麦粉、砂糖、餅米、麹(一部に小麦含む)
製造元|総本家駿河屋(和歌山県和歌山市)
文人・内田百閒が溺愛! 岡山城下に燦然と輝く至高の酒饅頭
岡山のおみやげなら、何となくきびだんごを選びがちですよね。 しかし待ってください。 岡山には日本三大饅頭の一角を担う、至高の饅頭があるのです。 その名は「大手まんぢゅう」。 製造元は天保八年(1837年)創業の大手饅頭伊部屋。 当時の岡山藩主・池田斉敏の寵愛を受け、御茶会の際には必ず用いられていました。 また、かの有名な文筆家・内田百閒(1889ー1971)が自らの著書で「大手饅頭ならつぶされてもいい」と記しているくらいに溺愛していたことも知られています。
いわゆる酒饅頭で、米麹ともち米から甘酒を作り、それを小麦粉と混ぜて発酵させたものを生地にしています。 皮が薄い上に均一ではなく、表面のほとんどで餡が透けて見えています。 特筆すべきは、こし餡の超絶的な滑らかさです。 べたつきのない、しっとりとしたクリームのように、舌の上でとろけていきます。 初めて食べる人は、アンコってここまで滑らかにできるんだ、と驚かれることでしょう。 また薄皮の存在感もユニークで、絶妙な噛み応えを心地良く楽しめます。
原材料|砂糖、小豆、小麦粉、還元水飴、米、もち米(一部に小麦を含む)
製造元|大手饅頭伊部屋(岡山県岡山市)
薬師如来が伝授! 一子相伝の技が冴える日本屈指の美味饅頭
山田まんじゅうの製造元・山田屋は、現在は愛媛県松山市に本店を構えていますが、創業の地は西予市宇和町です。 慶応3年(1867年)。 一人の巡礼者がある商家に泊めさせてもらった際に、そのお礼として商家の主に饅頭の作り方を教えました。 そのおいしさが神がかっていたことから、あの巡礼者は山田薬師寺の山田薬師如来に違いない、と主は信じるようになり、すぐに店を構えたのでした。 饅頭の製法は今も一子相伝で引き継がれています。
一口サイズの小さな饅頭です。 皮は非常に薄く、また食べた時の存在感もほとんどありません。 間違いなくこの饅頭は小豆餡を味わうための菓子です。 そしてその餡は、間違いなく国内最高レベルです。 ねばりやべたつきがまったくなく、口の中でさらりと崩れて溶けていき、小豆の爽やかな風味が広がっていきます。 私もいろいろな饅頭を食べてきましたが、この味わいに似ているものは思いつかないですね。 さすがは一子相伝、唯一無二の饅頭と言ってもいいでしょう。
原材料|大豆、砂糖(白双糖・上白糖)、小麦粉(一部に小麦を含む)
製造元|山田屋(愛媛県松山市)
とにかく食べやすい! ユニークな形に歴史を感じる本格酒饅頭
伝統と製法そして味わい。 高知・浜口福月堂の野根まんじゅうは四国に留まらず全国的にも評価の高い酒饅頭です。 昭和25年、昭和天皇が土佐路を御巡拝された際には野根まんじゅうが献上され、以来皇族にも愛される土佐銘菓となりました。 浜口福月堂は初代重三郎が明治維新後に帯刀を捨てて土佐東端の地・野根で創業した老舗です。 現在は五代目で本社も高知市に移っていますが、饅頭に対する心意気は昔と何も変わっていません。
親指のようなちょっと長い形が珍しいですね。 一般的な丸い饅頭より口の形にフィットする感覚があり、とても食べやすいです。 薄皮の割にはもっちり感がしっかりと残っており、良質な噛み心地が楽しめます。 そして滑らかなこし餡は、すっきりとした甘さの中に小豆の風味がほんのりと感じられます。 酒の風味は、正直私にはわかりませんでした。 シンプルな味わいが食べやすさをさらに高めており、油断しているとパクパクとあっという間に食べ切ってしまいますよ。
原材料|砂糖、小豆、小麦粉、日本酒 / ふくらし粉(一部に小麦を含む)
製造元|浜口福月堂(高知県高知市)
餡がうまい! カステラ生地の皮で餡を包むユニークな焼饅頭
名護屋城を有するなど、豊臣秀吉の朝鮮出兵時にはその拠点となっていた唐津。 文禄の役(1592~93)後に朝鮮半島から焼饅頭の文化が伝来しましたが、その製法が難しいことから徐々に廃れていくことに。 それでも独自に洗練を積み重ね、ひとつの完成形に到達した銘品が今も残っています。それが大原老舗の「松露饅頭」です。 松露とは松林の地中に自生するキノコの一種で、その松露に形が似ていることが名前の由来となっています。
銅板の型に流したカステラ生地に一口サイズのこし餡を入れて、熟練した職人の手によってひとつひとつ丁寧に焼き上げています。 特筆すべきはその餡です。 独特なコクが感じられて、とにかく抜群においしいのです。 飽くまで私の推測ですが、手焼きの過程でカステラの風味が餡に染み込んでいるのではないでしょうか。 さらにカステラの薄皮の香ばしさと噛み応えが合わさると、中毒性の高い罪深き味わいとなります。まさに病みつきです。
※ 開封直後、カステラ生地のごわつきが気になるようでしたら、しばらく置いておくと良いでしょう。時間と共に生地が餡に馴染んできます。
原材料|小豆、砂糖、卵、小麦粉、砂糖結合水飴、水飴、酒、蜂蜜 / 膨張剤(一部に小麦、卵を含む)
製造元|大原老舗(佐賀県唐津市)
当ページでは情報の正確性に注意を払っておりますが、情報の正確性を保証するものではありません。 特に味・風味に関する文章はあくまでサイト制作者の感想です。 当ページの情報を信じたことによって受けるあらゆる損害・不利益に対して、サイト制作者は一切の責任を負いません。
価格を表記している場合、税抜き・送料抜きの価格です。それらを含めた実際の費用は各ECサイトでご確認ください。
当ページはバリューコマース株式会社のアフィリエイトプログラムを利用しています。