標高74メートルの丘陵地に古来より存在していた板島丸串城が、藤堂高虎によって本格的な城郭に生まれ変わりました。城主が藤堂高虎から富田信高を経て、伊達政宗の長子・秀宗になると、宇和島城と呼ばれるようになり、以来伊達家の居城として定着します。国重要文化財に指定されている天守は、独立式で小ぶりですが、白壁の長押形や破風の多用など装飾に富んだ美しい建物です。また薬医門としては国内最大級の上り立ち門が城の南側に残っており、市指定有形文化財となっています。
愛媛県宇和島市丸之内
時間(天守:11月~2月)|9:00~16:00
時間(天守:3月~10月)|9:00~17:00
年中無休