伊達宇和島藩初代藩主の秀宗は、伊達政宗の長男ですが側室の子でした。仙台藩主として政宗の後を継いだ忠宗は、次男ですが正室の子です。宇和島と仙台、どっちが本家? この問題は伊達宇和島藩五代藩主・村候と、仙台藩六代藩主・宗村の間で、「本末の争い」という小競り合い発展してしまいます。老中・堀田正亮が調停に入り、仙台が本家、宇和島が別家ということで一応決着します。さて時が進んで明治24年、宇和島の別家・伊達宗徳が侯爵に叙せられ、伯爵だった仙台の本家を爵位で上回ることになりました。