古くは室町時代に坂西家の館があった場所に、小笠原氏の一族、島立氏が1504年に深志城を建造します。城主が幾度か変わった後、小笠原貞慶の時に松本城と名が改められました。徳川家康の関東移封に伴い、城主が石川数正に変わると、近代城郭へと整備されてゆき、子の石川康長の時に完成しました。現在は複雑な構成を持つ天守群がよく残っており、天守・乾小天守・渡櫓・辰巳付櫓・月見櫓の五棟が国宝に指定されています。天守は二基しか現存していない五重天守として大変貴重です。
長野県松本市丸の内4―1
時間(通常)|8:30~17:00(入城は16:30まで)
時間(GW・夏季)|8:00~18:00(入城は17:30まで)
時間(正月三が日)|10:00~15:30(入城は15:00まで)
休日|12月29日~12月31日