江戸時代から現存している建造物として、石川門と三十間長屋は有名ですが、それに比べて東の丸附段の土蔵(鶴丸倉庫)は影が薄いですよね。内部二階建てで延床面積は636平方メートルと、城郭の土蔵としては最大級ですから目立つはずなのですが。実は長らく明治時代の建造だと思われていました。それが近年の調査で江戸時代の1848年建造とわかり、2008年にようやく国重要文化財に指定。江戸時代は武具庫として、明治以降は旧陸軍の被服庫として使われてきました。美しい建物ですので、一見の価値アリです。