お城の中心といえば、やはり本丸ですよね。で、現在の金沢城本丸はというと、鬱蒼とした森になっています。前田利家が整備した初期金沢城では、確かに本丸が中心でした。しかし、奥まっている、小高い、手狭、と不便さが重っていたため、次第にお城の中心が二の丸に移っていきました。1759年の宝暦の大火で主要建造物が焼失してしまうと、本丸はほぼ放置状態に。第二次大戦後、しばらくは金沢大学理学部附属植物園となっていたことで、自然種だけでなく国内外の珍しい植物も加わり、森はさらに深く豊かになっていきました。